四街道市議会 > 2021-09-14 >
09月14日-07号

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  1. 四街道市議会 2021-09-14
    09月14日-07号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 3年  9月 定例会(第3回)          令和3年第3回四街道市議会定例会 第16日                            令和3年9月14日(火曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第7号) 日程第1 一般質問       ・久保田 敬次郎       ・大 越 登美子       ・本 田   良                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、一般質問    久保田 敬次郎    大 越 登美子    本 田   良 1、散  会午後1時開議 出席議員(19名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    16番   森  本  次  郎        17番   高  橋  絹  子    18番   岡  田  哲  明        19番   長 谷 川  清  和    20番   清  宮  一  義 欠席議員(1名)    15番   山  本  裕  嗣 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   石  渡  省  己      総 務 部長   岩  井  勝  明  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   山  﨑  裕  之  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   嶋  田  浩  司  部   長  上 下 水道   外  谷  茂  行      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   伊  藤  克  紀 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   岩  堀  精  昇      係   長   金  親  敬  子  主 査 補   植  草  俊  幸      主 任 主事   金  坂  尚  輝 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員19名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○成田芳律議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  大越登美子さんより資料配付の申出があり、これを許可いたしましたので、お手元に配付してあります。                        ◇ △一般質問成田芳律議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  1番、久保田敬次郎さん。    〔久保田敬次郎議員登壇〕 ◆久保田敬次郎議員 議席番号1番、市民クローバー久保田敬次郎です。通告に従い一般質問をいたします。  その前に、7月22日、みそら自治会において四街道市によるごみ処理施設用地の説明会を行いました。休日にもかかわらず、公務の忙しい中、佐渡市長をはじめとする麻生部長、髙橋副参事、花島課長、立﨑副主幹、5名の方にいただきまして誠にありがとうございました。市長の必ずやるの力強い言葉を受け、ほっとしました。私は信じております。よろしくお願いいたします。  それでは、始めさせていただきます。  1、次期ごみ処理施設建設用地への残土埋立て工事業務体制について。  工事における副市長の業務内容はどうだったか伺う。  2、財政運営について。  中期財政見通しにおける大型事業に関する事業費財源を伺う。  3、次期ごみ処理施設について。  ①、建設用地から鉛が出たことで中断になっているが、その後の計画を伺う。  ②、吉岡の土壌汚染調査費用弁護士費用及び諸経費は幾ら支払ったかを伺う。  4、国民保養センター鹿島荘の件。  令和2年12月議会において、鹿島荘の廃止が令和6年9月30日まで延期するとの答弁があったが、吉岡次期ごみ処理施設の建設がいつになるか分からなくなった。それに伴い、鹿島荘の廃止延長と浴槽にお湯を出してほしいが、いかがか伺う。  以上、壇上からの答弁といたします。ご答弁のほどよろしくお願いします。    〔何事か言う人あり〕 ◆久保田敬次郎議員 失礼しました。壇上からの質問といたします。どうぞよろしくお願いします。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第1項目、次期ごみ処理施設用地への残土埋立て工事業務体制について、工事における副市長の業務内容はどうだったのか伺うについてお答えをいたします。  くぼ地解消工事の協議調整につきましては、担当課である廃棄物対策課で行っておりましたことから、担当課において協議調整した事項に関し、市長の私とともに報告及び説明を受け、判断する立場であったと捉えております。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては担当部長よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第2項目、財政運営についてお答えします。  中期財政見通しにおける大型事業に関する事業費財源についてですが、令和3年5月に公表した中期財政見通しにおいては、大型事業として庁舎整備事業を加味し、事業費は令和3年度から令和7年度にかけて約53億円、財源として市債43.6億円、庁舎建設基金9.4億円を見込んでおります。また、令和8年度以降の公債費の見通しとして、普通建設事業債の償還額は、庁舎整備事業分の償還額を加味しても、令和元年度決算と同程度の水準で推移するものと考えております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第3項目、次期ごみ処理施設についてのご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の建設用地から鉛が出たことで中断になっているが、その後の計画を伺うでございますが、次期ごみ処理施設等用地砕石混じり層において、鉛及びその化合物が土壌含有量基準に不適合であることが確認され、年度当初より予定していた埋め土層などにある地下水調査を一旦保留し、砕石混じり層の取扱いを含めた土壌汚染対策法に基づく今後の手続や、埋め土層などにある地下水調査の実施方法などを県の関係部署に相談し、調査計画の再構築を行うこととなりました。調査計画の再構築に当たりましては、県の関係部署に相談を行いながら、砕石混じり層の取扱いの判断や調査が法令に適合するとともに、手法が効率的で適切な調査計画を立案することが必要であると判断して、技術的能力を有する土壌汚染対策法に基づく指定調査機関と委託契約を締結したところでございます。  次に、2点目の吉岡の土壌汚染調査費用弁護士費用及び諸経費は幾ら払ったかでございますが、令和2年度までの決算額でお答えいたしますと、土壌汚染調査費用につきましては5,729万3,480円、弁護士費用につきましては794万8,833円、諸経費につきましては572万7,000円となり、合計で7,096万9,313円を支払っております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第4項目、国民保養センター鹿島荘の件についてお答えします。  最初に、廃止延長につきましては、6月議会でお答えしたとおり、クリーンセンターの関連施設であることを踏まえつつ、老朽化の著しい施設の現状も考慮しながら考えてまいりたいと思います。  次に、浴場の再開につきましては、既に平成29年10月末で廃止しておりますので、再開の考えはございません。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  久保田敬次郎さん。
    久保田敬次郎議員 ご答弁ありがとうございました。  まず、1番の工事における副市長の業務内容はどうだったか伺うの件なのですけれども、先ほど市長のほうから市長と業務担当で進めていたということを言われましたが、こういう大ごとになっているわけですから、その近くでやっぱり助太刀というのが当たり前だと思うのです、私は。そこで、私もいろいろ例の例えで言いますと、市のナンバーツーの役割を果たしていない。ナンバーツーといえば、播州赤穂浪士大石内蔵助を思い出すのです。昼あんどんと言われた大石内蔵助は、お家断絶となれば用意周到の下、太鼓を持ち、山狩り用陣太鼓を一打ち、二打ち、三乱れ打ち、主君のため、見事本懐を遂げたではないか。これに近いことをやってほしいのです。私は知りません。市長どうですか、それ。副市長どうですか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時12分    再開 午後 1時13分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 市長の答弁ということで、再質問が始まったわけなので、お答えいたしますが、先ほど私が壇上でくぼ地解消工事の協議調整、これは担当課で廃棄物対策課で当然行っているわけですが、担当課においての協議調整した事項に関して、市長の私とともにと申し上げました。市長の私とともに、副市長も報告及び説明を受けて判断する立場であった、そういう趣旨でお答えをしたのですが、そこで壇上では副市長という形でちょっと具体的に申し上げなかったので、久保田議員からそういうご指摘があったのだと思いますが、副市長もやはり同じように報告説明を受けて当然判断する立場にあり、適切に対応していただいたと、このように思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 市長のほうのナンバーツーの役割として、市長を補佐する、俺がやるのだという役割分担が私は副市長になかったのではないかということを質問しているのです。どうですか、副市長。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時15分    再開 午後 1時15分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) 私としては、このようなごみ用地の問題のみにかかわらず、市政全般にわたって市長を補佐するということで、私なりに仕事をしてきたというふうに思っております。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 私なりにしたと言われていますけれども、こんな無残な状態です。どこで吉岡の土壌汚染に気づかれたのですか。 ○成田芳律議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) 私が、土壌汚染、主にフッ素とかペーハーとか、それに気がついたのは平成30年3月に市が実施した土壌分析における全項目調査の結果に関する報告を受けたときでございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それではあまり遅かったと思いますけれども、ここまで来ていますので、少なくとも800万のお金の件で、事の真実を責任持って確かめてみようと思いませんか、副市長。 ○成田芳律議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) 800万の件というのは、百条委員会で茂垣証人に対して質問が出ておりましたけれども、その800万のことだと思っておりますけれども、それについては茂垣証人、それからこの800万円については島田証人も証言しておりますので、それ以上に私からどうこう調査するというのは難しいというふうに思っております。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 さっき私、大石内蔵助の話しました。御存じですか、その話。 ○成田芳律議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) 大石内蔵助と私を比べていただいて光栄に存じますけれども、根本的に状況が違いますよね。大石内蔵助が、今おっしゃったのは、主君が亡くなってから、欠けてからの行動です。私は、市長健在ですから、その違う状況のことを比較されても、お答えしようがございません。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 私は、大石内蔵助に対して申し訳ないと思っているのです、比較しているから。私が言っているのは、市長のナンバーツーの副市長の役割を、もう少し目に見えた形でやってくれということを言っているのです。あれは知らなかった。傍観者ではないのですから、行動してほしいのです。できますか、今からでも、副市長。 ○成田芳律議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) これまでも私がやらなければならない必要なことはやってきたと思っておりますので、今さらやれと言われても、もう私は既にやっているというふうに思っております。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 副市長が言うには、やるべきことをやったと、言うべきことは何もないということなのですか、それは。では、市長かわいそうではないですか、1人きりになって。それをカバーするのが副市長でしょうにと私は思います。  次、行かさせていただきます。次に、財政運営について、中期財政見通しにおける大型事業に関する事業費、財源を伺う。四街道市の人口は何人で、それらの市民からの税収は幾らか。また、国や県から入ってくるお金が幾らか、今四街道市の負債は幾らか。毎年の支払いは幾らか、負債に対する支払いで、これに対して来年着工しますけれども、大型事業、庁舎整備しても大丈夫か。大型事業、吉岡のごみ処理施設建設をしても大丈夫か。公債費の推移、令和32年度までの30年間の公債費の推移を見させていただきました。私は、そのときにはもうこの世にいないのです。今71歳、30年間、101歳になります。そこで、私なりに疑問点を質問いたします。  現在四街道市民9万5,000人、所帯数4万2,000、外国人の登録が2,400人です。これらの方から入る税収が105億1,600万、約105億、それ以外に国からお金が入るのが166億4,630万、国や県から大体1.5倍入ってくるので賄っております。足らぬのは借金で借りるようになっています。現在市債、借金ですね、2年度末から208億から215億に増加しております。ここで質問なのですけれども、借金の返済で20億借りたのに、新規借入27億借りてますね。ならば、借金が増えるだけではないですか。ここのところをちょっと教えていただけませんか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  市債の借入れをして、その返済ですけれども、以前に借りた借入額につきましては毎年返済を行っておりますので、新たに借入れを起こした場合でも、その返済をしている部分、それについてはマイナスということになりますので、毎年ずっと積み上がっていくものということではございません。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 私にはそう思えないから聞いているのです。今年に限っては7億借金が増えております。ですから、現在においては215億の借金です。すみません、これ3月の末の時点での見越しです。この215億に対する支払いは21億3,000万です。私が何を言わんとするかといいますと、部長は限度、要するに夕張みたいなパンク寸前になるのは30億ぐらいまでと言われましたので、今から私はそれに近づく数字言いますので、それに答えてほしいのです。現在215億、21億3,000万です。要は貯金です、一般家庭の。これが75億8,000万、借金が215億、預金が75億8,000万なのです。ここに新庁舎、来年着工しますので、この借入れが44億ですから、単純にいけば215億に44億加えた場合、259億の借金ということになります。だんだん30億に近づいていくのです。この支払いが23億5,000万、ですから現在の時点では215億の借金ですと、新庁舎ができた瞬間に259億ですと、その支払いは23億5,000万ですと。ほかのやつの事業計画の何も入れてなくての計算です。これにごみ処理が加わった場合、これも同じく100億のローン20年払い、年間合計の支払いです。現金が100億ありませんので、借りざるを得ないのです。そうしたら、市の負債は先ほど259億と言いました、庁舎建てたら。これに100億加わったら借金が359億、そしてこれの支払いが5億増えますので、先ほど新庁舎の場合の支払いは23億5,000万と言いました。次は、これは28億5,000万、だんだん部長の言う危険水域、接近しているではないですか。部長、この辺どう思いますか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  先ほどもちょっと申し上げましたけれども、市債の借入れをしていきますけれども、その間公債費での支払い、そちらのほうが毎年行われていくというところでございます。一時期、借入れの段階で市債の残高は増えますけれども、その後公債費での支払い等がございます。先ほど久保田議員のほうからもおっしゃっていただきましたけれども、本市といたしましては公債費の負担額については、市の類似団体というのがございまして、その状況を分析しておりまして、その結果当市では先ほど出ました30億円台、そういったところの前半までは問題ないというようなことで分析しているものですから、問題がないものと考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 だけれども、庁舎整備したときには、これはほかのやつを何にもしなくても359億、支払いが毎年28億5,000万、これが今部長が言ったように心配ないということを信じろというのは無理です、これ。30億にこんなに急接近しているのです。残り1億5,000万で30億に到達するのです。この辺のことは新庁舎建てるときには259億です。そして、支払いが23億5,000万ですから、この辺は今部長が言っているようなことだと思うのです。この辺は注意深く、財政もちょっとよろしくお願いします。夕張でも潰れたのは新庁舎造ったから潰れたのではないのです。お金で潰れているのですから、みんな。  それで、あと金利は何%なのですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  こちらの金利の計算ですけれども、直近の財政融資資金、こちらの利率を参考としておりまして、償還期間20年で0.3%として計算したところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 かなり低いですね。その0.3%というのは、私もかなりの金額借りたことあるのですけれども、これ一般の民間の方に紹介するということはできるのですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  この0.3%というのは、先ほども申し上げましたとおり国の財政融資資金というところでございますので、こちらは公的機関、各地方自治体等で借入れするものに対しての融資ということになりますので、一般の方が使えるかというところは、それは一般の方は無理かと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 もし条件がいいよということになれば、ぜひそのとき私のほうに教えてください。それで、時代を遡りましたら低金利、ゼロ金利、そしてマイナス金利、現に今がマイナス金利なのです。私どもの商売しているときに、この低金利、ゼロ金利、マイナス金利、大分助けられた思い出があります。  次に行きます。令和30年度末までの30年間の償還見通し、財源不足は10億円である。私の計算しました限り、これは間違いである。市償還の見通しにおいて、財源不足は先ほど言いましたように10億円、利率が高くなってしまった場合どうなりますか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  利率が上昇というところでございますけれども、こちらの借入れの利率につきましては、先ほども申し上げましたとおり、国のこういった財政融資資金、そういったところは低利で借りられるというところでございますので、その利率の増減、そういったところも注視してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 一気に金利が上がると思えませんので、その辺の監視はよくしておっていただきたいと思います。これが一般の方だと、今0.3と言われましたので、普通だったら6倍ぐらい上がりますので、よろしくお願いしておきます。  それと、もう一つは財源についての疑問、市債管理基金施設建設基金の合計が27億と書いてあります。でも、調べた限り市債管理基金は10億円、庁舎建設基金は2.5億円、合計19億5,000万なのです。だけれども27億って書いてありますけれども、私の見方が悪いのですか、それとも部長のほうの見間違いでしょうか、どちらですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) こちらですけれども、27億円というところの内訳ですけれども、市債管理基金が10億円、あと庁舎建設基金が9億円のほかに、あと廃棄物処理施設建設基金は8億円、こちらを加えて合計27億円としておるところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 どうして廃棄物のお金がこの新庁舎基金に入るのですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) この27億円という数字ですけれども、こちらは今年の3月の予算審査特別委員会協議会のほうで、庁舎建設に伴うご説明のときに示させていただいた市債償還の見通し、そちらのほうに財源として記載させていただいた市債管理基金施設建設基金27億円、そちらのお話だと思いますけれども、施設建設基金というところは個々具体的な基金名を掲載してなくて、その2つを庁舎建設基金廃棄物処理施設建設基金、こちらを加えてこちらの27億円としたところでございます。廃棄物処理施設建設基金をなぜ加えたかというところでございますけれども、こちらで示させていただいた市債償還の見通しの中では、次期ごみ処理施設の建設費、こちらのほうの償還、公債費の償還部分、そちらのほうも加えておりますので、廃棄物処理施設建設基金、こちらのほうの数字を加えさせていただいているというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ほかに現クリーンセンターの修理費の削減額10億円についても、次期ごみ処理施設がいつ完成するか分からない現状において、財源として扱うのは適当ではないと思っていますけれども、いかがですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) ただいま申し上げました、以前示させていただいた予算審査特別委員会、そちらの協議会のほうの資料ですけれども、こちらのスケジュールは実際不確定でしたけれども、次期ごみ処理施設が完成して、地方債を借りることを前提としたものであります。そのための現クリーンセンター修繕料の削減額も財源になり得るものとして考え、こちらのほうに加えさせていただいたところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ということは、この枠の中で次期ごみ処理施設が完成するという意味ですか、それは。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  その枠の中でといいますか、ここで示させていただいたのは令和32年度までの30年間の公債費の推移と、その見通し、そちらはどういう状況なのかというところで、庁舎建設の説明の中で今後30年間の見通しについて示させていただいたものでございますので、この枠の中で収まるのが一番ですけれども、繰り返しになりますけれども、30年間の償還の見通しをこちらのほうで示させていただいたというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 市税は、市役所が勝手に値上げできるものか、お願いします。    〔何事か言う人あり〕 ◆久保田敬次郎議員 この支払い関係が、市がアップアップしたときに、市税の要するに値上げ、それは市が勝手にできるものかという質問なのですけれども。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時39分    再開 午後 1時39分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 これは直接聞きに行きます。私の感想は、新庁舎ができたとき、四街道市民は悩みが始まると思います。次期ごみ処理施設が完成したら、四街道市民の苦しみが始まると私は思っています。どうかこの辺、かじ取りのほうをよろしくお願いします。  次へ行きます。次期ごみ処理施設について、①、建設用地から鉛が出たことで中断になっているが、その後の計画を伺うの件なのですけれども、8月30日、全員協議会で説明がありました。今後の土壌調査についてのことを伺いました。そこで、専門的能力を有する土壌汚染対策法に基づく指定調査機関調査計画の立案業務を委託し、土壌汚染対策法第14条申請に向け調査や手続をさらに進めていく、これは令和3年8月17日、中央開発と結んだ契約の内容のことですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 今久保田議員がおっしゃったとおりのことでございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 私が非常に気になるのは、中央開発との打合せはどのようにやっていますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  中央開発は、これまで調査をやってきたのとは段階的に期間が違いますけれども、これまで市が進めてきた地歴調査であったり表土調査などで、フッ素が出てきたと、フッ素及びその化合物が汚染物質として特定してきたことから、中央開発株式会社とは当初フッ素及びその化合物が、今後の土壌汚染対策法において必要な調査項目であると、フッ素があると判断して、指定調査機関は中央開発が担っていただく深度調査や地下水モニタリング調査の業務を進めるように、これまでは打合せを行ってきたものでございますけれども、さらに今般砕石混じり層の追加分析で鉛が出てきたことから、フッ素、水素イオン濃度、鉛についての超過している項目についての、今後の調査方法をどうしたらいいかという検討を今中央開発さんと進めているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 私も業者を使っていました。やっぱりそういう言い方も失礼なのですけれども、もうそのままダイレクトに言ったらいいではないですか。フッ素だけとは何事と、俺たちは困っていると、議会ではぱらぱら質問され困っているのだと、要はおまえたちの責任ではないかと、そういうことも言ってもらいたいのです。  それで、吉岡のごみ処理場の件なのですけれども、ここの現場、地鎮祭行われましたか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 地鎮祭は行っておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 神のたたりというのがあるのです。誰でも家を造るときには、どの人でも地鎮祭やられるのです。私も建設に携わっていましたので、よほどのことがない限りやっていないって私知りません。その土地で争いがあったり血を流したり、死人が出たり不幸な目に遭った、そういうことを洗い流すことなのです。天照大神に二礼二拍一礼で現場を清め、安全竣工をお祈りすることなのです。今こういう不幸な目に遭っていますので、今ちょうど中断しますよね、その間に1回やられたらどうですか。神様のたたりなのです、これは。工事現場では当然のことだと思います。麻生部長、どうですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  地鎮祭につきましては、公共施設を建設する際に、例えば受注業者が、ゼネコンなんかが工事の一環として受注者側が行うこととは多々ございます。現クリーンセンターにおいても日本鋼管が受注して、たしか東急ジオックスが建設の関係だったと思いますけれども、そちらもその際には地鎮祭は行ったというふうには記憶しておりますけれども、これはあくまでも受注者側で行うというところの原則に基づいておりまして、地鎮祭は政教分離の関係から市のほうで予算を支出して行うというのは、ほぼあまりないとは思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 そんなことおっしゃらずに、やっぱり私やるべきだと思います。それから先は市の問題ですから、またやった、神のたたりがあったでは後悔しますよ。  それと、麻生部長、髙橋副参事、花島課長、立﨑副主幹、皆本当によくやっていると思う。本当のことを言えない苦しみに耐えながら、現場パトロールをやったか、日報はあるか、皆の気持ちを逆なでする質問にも耐えている。みそら自治会の説明会でも、難しいように難しいように説明して、その後質疑応答、単発に来る人には分かりにくい、当然質問も出ない。説明したくない説明会とはわけが違う。賢い。麻生部長、髙橋副参事、花島課長、立﨑副主幹、4人のごみ処理施設に対しての姿勢は大したもの、四街道市職員としての枠の中で大したものだ。そこで、四街道市職員としての意地、誇りを見た。出直しと決まった以上、一層奮闘努力してほしい。どうですか、私の質問、返答してください。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時47分    再開 午後 1時48分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 これからが大事ですので、ふんどしを引き締めてやっていただきたいし、あなたたちがやらなければ誰がやるのだと、できるかということの質問です。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  今汚染問題で問題が発生しておりますけれども、こちらは本当にできる限り早期に解決して、どのように調査するかというのも、まだいろいろ県とご指導いただきながらやらなければなりませんけれども、その辺の工程をスケジュールを早期に進めて、施設建設に向けてまいりたいという気持ちは今も昔も変わってございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 業者の使い方は、厳しく厳しくしながら顎で使う、これが鉄則です。厳しい中にも、きちっと支払いするわけですから、これをひとつくれぐれも今のメンバーの中でやっていただきたいです。やっぱり業者からなめられたら駄目、甘ちょろいのが続きますので、どこかで止めなければ。それと、もう一つ現場に関して言えることは、もうここまで来ていますので、急ぐな。急いで、また失敗して、またお金が出た。もうお互いに嫌だと思います。私のこれはもう助言です。  次へ行きます。吉岡の土壌汚染調査費、弁護士費用及び諸経費は幾ら支払ったか。先ほどぱらぱら、ぱらぱら言われましたので、まとめてどんと言ってもらえますか。裁判所は全部で幾らか、勝った場合は幾ら払わんといかんのだと、工事費はもう全部で、たしか私の計算は1億1,000万以上は出ているのです。何月何日、何年度決算ではなくて、今まで出たやつの合計です。工事費で1億1,000万行っています。裁判では勝ったらやるでしょう、2億ぐらいのお金が要るわけでしょう。そのまとめた数字を言ってください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほど壇上でお答え申し上げましたとおり、これまで使った調査費用と弁護士の着手金、あと裁判を行うための裁判所に支払った印紙代の合計が、先ほど最後に申し上げました7,096万9,313円でございますけれども……失礼しました。それに今後でございますけれども、裁判における弁護士の成功報酬が、1億程度かかると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 もうそのお金は二度と返ってこないのです。二度と返ってこないお金、もったいないですね。腹立ってしようがないです、はっきり言って。  次は、鹿島荘の件に質問いたします。齋藤部長、市の施設でウォシュレットが壊れたとき、すぐ直すかほったらかすか、どうでしょうか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時52分    再開 午後 1時52分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 では、質問いたします。鹿島荘は誰が造ったか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  鹿島荘につきましては、当時の四街道町、現四街道市でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。
    久保田敬次郎議員 持ち主は誰だ。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  四街道市でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 何のために造ったのですか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  当時の町の方針といたしまして、クリーンセンターの余熱を利用いたしまして、市民の皆様の健康の向上とレクリエーション活動の健全な育成を図るということを目的として、この施設を造ったものでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それでは、クリーンセンターの余熱は四街道市が考えたことですね。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 先ほどもお答え申し上げましたように、当時の町の方針としてクリーンセンターの余熱を使うということを考えたということでございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 余熱利用は、肩こり、リウマチに効くのか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時54分    再開 午後 1時54分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  この鹿島荘のお風呂に関しましては、温泉ではございませんので肩こりに効くかどうかというのは分かりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それでは、余熱利用の何の意味もないではないか。普通のお湯で構わないではないですか。これ今言ったように、肩こりやリウマチに効くのだったら分かります。余熱でいいなって感じで。何も効かなかったら、普通のお湯と一緒でいいと思いますけれども、それで建てなかったら何の問題も起きなかったのではないかと、私そう思います。  それともう一つ、鹿島荘の浴場廃止手続は終わったと先ほど言いましたよね。大相撲の白鵬は、あれだけ休場しているのに土俵に上がっている。なぜか、引退届を出していないからなのだ。なぜ鹿島荘を廃止でなく中止にしなかったか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時55分    再開 午後 1時56分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 親のクリーンセンターは、頑張れ、頑張れと言われながら、年間1億の修理費を受け頑張っているではないか。その子、鹿島荘の仕打ちがむご過ぎると私は思います。齋藤部長言ったではないですか、関連施設って。全然関連していないではないですか、こういうところは。名前だけではない、関連施設は。関連施設というのは、親があって子がある。親が健闘しているのに、親に内緒で子にはむごいことばかりやる、温泉も止める。齋藤部長、おかしいと思いませんか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  平成29年当時、鹿島荘の温水管の漏水が発見されまして、これに要する費用が多額である。その後行いました排熱用煙突管のアスベスト調査によってアスベストが確認され、またそれが飛散のおそれがあるという中で、その当時というか鹿島荘自体は、新ごみ処理施設の移転とともに廃止ということを予定しておりましたので、そういう中で多額の費用をかけて直すということについては、おかしいのではないかという中で、最終的に議会にも説明した上で、お風呂につきましては廃止という決断をさせていただいたということでございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 その話がおかしいから言っているのです。要は移転が2021年になった。そして、2021年から2024年に延びたという経緯があるのです。そして、それが20年延びるのか未定になったのです。未定になった時点で、遡ってやるべきです。悪いところを直すのは当たり前の話ではないですか、公共施設において。幾ら理由が、齋藤部長の理由は分かりました。だけれども、その予定が変更しているわけですから、それは我々が変更したわけではないのです。市が変更したわけです。それはそれで、変更したのは当たり前、そしてそれは右に置いて、もう決定したことだから、簡単ではないですか、千葉県にもう一回やりますのでって出せばいいわけでしょう、文書は。どうしてそれができないかということなのです。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  もう一つ申し上げれば、鹿島荘につきましては、四街道市公共施設再配置計画におきまして、機能、施設ともに廃止と位置づけられております。その施設につきまして、浴場の温水管の修繕であるとか、排熱用煙突管のアスベストの除去、それから新たな断熱材の設置という費用をかけて、廃止した浴場を再開するというのは、計画にも相反するというふうに私のほうは考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 傍聴している方に申し上げます。議場内ではご静粛にお願いいたします。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それは齋藤部長、当たり前の話なのだ、何もないときの話なのです。あくまでも次期吉岡ごみと、そして現クリーンセンターです。その関連しているから私言っているのです。関連していなかったら誰が言いますか、そういうことなのです。片方の吉岡は、市のほうで延ばすだけ延ばして、そして子のほうはさっさと店じまいして、なおかつ廃業、廃止、それが私おかしいのではないかということを言っているのです。どうですか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  繰り返しにはなりますけれども、この公共施設再配置計画に機能、施設とともに廃止と位置づけられておりますので、改めてこの浴場を修繕して行うというのは、私は計画に相反するということで思っておりますので、改めて浴場を修繕するという考えはございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 では、最後に市長にお尋ねいたします。今私と部長の間で、押し問答みたいなことをやりましたけれども、市長はこの件に関してどう考えるかということを聞きたいのです。やはり世の中、丸くするには、折れるところは折れるということも必要ではないかと思いますけれども、我々は関連施設の中の吉岡の件で、やっぱり耐え難きを耐えるところがあります。それとこれは別ではないわけですから、市長のご意見をぜひここでお伺いしたいと思いますので、すみませんけれども、ひとつよろしくお願いします。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) お答えいたします。  齋藤部長が壇上で一番最初にお答えしている内容でございますが、クリーンセンターの関連施設であることを踏まえつつ、これは久保田議員の主張、要は現クリーンセンターの余熱利用ということで関連施設なのだと、そういうことを踏まえつつ、あとは老朽化の著しい施設の現状も考慮しながら考えてもらいたい、このように壇上で答弁しています。つまり余熱、クリーンセンターでごみを燃やしますので当然熱が出ますので、そこでその余熱でお湯を沸かして温水プールと鹿島荘に持ってきている。クリーンセンターから鹿島荘に持っていく余熱で沸かしたお湯の配管が老朽化して、それを修繕して送れるようにするというには多額の工事費がかかるというのが、今回お風呂、浴場という届出を千葉県知事にしておりましたが、それを取り下げて、あそこではお風呂は一般市民の利用に供さない、つまりお風呂部分は廃止するということでやってきた経緯があります。しかしながら、クリーンセンターの関連施設であるということを踏まえますと、当初は令和3年というクリーンセンターの廃止、そして同じく鹿島荘も廃止していくと。そして、状況が変わりましたので、宙水の地下水の調査等で、ですからそれに伴って平成6年という形にしたわけでございます。  今廃棄物対策課のほうで、今後の調査の仕方、要は土壌汚染対策法に沿った、そしてなおかつ手戻りのないように、そして適切に予算執行するような新しい計画、これを再構築しなければいけないという時期でございますので、その再構築をする中で、平成6年というものが久保田議員がおっしゃるとおり、やはりクリーンセンターの関連施設であるということを踏まえると、その調査結果を受けた中で平成6年という鹿島荘の廃止、公共施設等が……    〔「令和じゃないか」と言う人あり〕 ◎市長(佐渡斉) 令和ですね。その公共施設の適正配置の中で、それがまた変わる可能性はあるのだということでご理解いただければと思います。ですから、今行っているいろんな調査関係の再構築、これを見ながらまたクリーンセンターの関連施設であるということを踏まえた鹿島荘の在り方、これを示していければと思います。今議会においては、まだ調査の再構築、これができていないので、ちょっと久保田議員のご質問に対する、またどういうふうに、いつまで延ばすのだとか、そういうクリーンセンターの関連施設であるということを踏まえた年度のご答弁はちょっとできないということでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 大体の枠は分かりましたけれども、佐渡市長、人生はやっぱり貸し借りというのがあるのです。これがうまくいけば巡回するのです。貸し借り、我々みそらは何も請求書なんか出していません。その中での貸し借りなのです。利息払いませんけれども、気持ちは山ほど持っています。そういう中で考えていただけませんでしょうか。市長、どうですか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 今久保田議員から貸し借りという観点でご質問がありましたけれども、ご答弁といたしましては、私は貸し借りという観点では判断はしていません。あくまで四街道市民、地元いろんな各地ございますが、それぞれ地域地域の市民の方々のお気持ち、これに寄り添う形で対応してまいりたいと思います。それが久保田議員がおっしゃるその貸し借りという中で、うまく結果的に回っていけば、それはベストなのですが、一応貸し借りという観点ではなくて、地域住民の方々の、やっぱり状況を踏まえた中で寄り添っていくような、そういう市政運営にしたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 分かりました。気持ちには気持ちで返そうという気持ちは山ほどありますので、先ほど佐渡市長のほうから少し検討するような言い方されましたので、この件についてはもうちょっと考えていただきたいと思います。だって、吉岡の現場がある限り正当性は出てこないと私は思います。それを踏まえて、基本はそうなのだけれども、齋藤部長の口から、ぜひやらさせていただきたいという返事をもらえば、非常に私はうれしかったのですけれども、そういう方向でもう一回、再度考え直していただきたいと思います。  これで私の一般質問を終わります。皆さん、ありがとうございました。 ○成田芳律議長 以上で久保田敬次郎さんの質問を終結します。  後刻速記録を調査の上、適当な措置を講ずることといたします。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時08分    再開 午後 2時25分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  8番、大越登美子さん。    〔大越登美子議員登壇〕 ◆大越登美子議員 議席番号8番、会派市民クローバー大越登美子です。  質問に入る前に一言、このたび会派市民クローバーの代表を務めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。  質問に入ります。1、災害時の支援体制と連携。  新型コロナウイルス感染拡大が続き、非常事態下であり、市民の命を守るため、行政がしっかりと先手を打ち、様々な取組を講じていかなければなりません。災害発生時には、新型コロナウイルス感染対策も踏まえ、平時より地域住民との避難所運営についても、全避難所に委員会を立ち上げておくことが大切だと考えています。また、令和元年の台風により、各地域で甚大な被害を受け、中でも大規模停電の対策は緊急性を要し、非常用電源の確保や支援物資など、県との連携も大変重要になります。平成30年、四街道市地域防災計画の見直しをされていますが、以下につきましても包括的にご検討いただきたく伺います。  ①、避難所開設の状況と今後の課題について。  ②、避難行動要支援者避難支援全体計画の現況について。  ③、福祉避難所の在り方と行政との連携について。  2、こどもルーム問題。  令和4年度のこどもルームの運営体制について。令和4年度から一体どのような事業者が運営に当たるのか、保護者も支援員の皆様も非常にご心配されているところです。9月議会で債務負担行為の提案がありましたが、詳細をお知らせください。また、コロナ禍の中、受入れ人数や支援員の先生方の負担について伺います。  3、子供たちを取り巻く環境について。  新型コロナウイルス感染拡大により、これまでの生活とは異なった環境に置かれた子供たちにとって、学校生活、部活動、放課後の過ごし方など、多大な影響があろうかと思います。四街道こどもプランにも位置づけしているプレーパーク事業は、行政と市民が連携しており、子供たちが自然の中で思いっきり遊べる、学べる子供たちの居場所づくりを、プレーワーカーと呼ばれる大人や地域の人たちが見守っています。現在のプレーパーク事業の取組状況を伺います。  4、次期ごみ処理施設残土汚染問題。  市政始まって以来の次期ごみ処理施設用地における土壌汚染は、多くの市民の皆さんが大変関心を寄せている問題です。そして、現在多額の税金を使い裁判中ですが、事業者からの準備書面、市の提出資料を基に、速やかにこの事件の中間報告を市民に公開すべきと考えます。また、住民らが起こした住民監査請求の提出を受け、市長は記者会見において、中身を見ていないのでコメントできない、真摯に受け止めさせてもらうと述べており、見解を伺います。  ①、裁判の進捗状況について。  ②、住民監査請求の提出を受けての見解について。  ③、外部監査制度を導入する考えはあるかです。  以上、壇上より質問とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 大越登美子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、1項目、災害時の支援体制と連携のうち、1点目の避難所開設の状況と今後の課題についてお答えします。  まず、避難所開設の状況ですが、最近では令和元年度と本年度に、台風や大雨等の影響により土砂災害や洪水、浸水のおそれがある場合に、公民館やわろうべの里などの避難所を開設し、対応しております。また、昨今は避難所における感染症防止が重要な課題であることから、感染症対策のための備蓄品の整備を進めているところです。なお、今後の課題は、首都直下地震や大型台風による大災害が発生したとき、避難所の運営はその初動から避難所運営委員会が主体として運営するため、避難所運営委員会の設立促進が重要であるという点でございます。したがって、今後も引き続き避難所運営委員会の設立促進に向けた啓発を行ってまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第1項目の②及び③についてお答えいたします。  最初に、②についてですが、現在の全体計画は平成27年2月に策定したもので、自主防災組織等が避難行動要支援者の個別計画を作成することとされています。今後につきましては、令和3年5月に災害対策基本法等が改正され、市が個別避難計画の作成主体と位置づけられましたこと等を踏まえ、計画の見直しを行ってまいります。  次に、③でございますが、本年5月に改定された内閣府の福祉避難所の確保・運営ガイドラインにより、福祉避難所については指定福祉避難所として受け入れる対象者等を特定し、公示することが義務づけられました。このことから、今後市の福祉避難所設置運営マニュアル等の見直しを行うとともに、協定を締結している法人等と公示に向けた協議連携を進めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第2項目、こどもルーム問題及び第3項目、子供たちを取り巻く環境について順次お答えいたします。  初めに、第2項目、こどもルーム問題、令和4年度のこどもルームの運営体制についてですが、債務負担行為を上程させていただきましたこどもルーム運営委託の内容につきましては、四街道市こどもルーム運営事業受託者選考に係る基本方針を踏まえたものとして検討を進めており、支援員等の処遇及び市独自の配置基準を維持することや、支援員等の継続雇用を推奨することなどを仕様書等に盛り込む予定です。委託期間は、令和4年度から令和6年度の3年間とし、選考は公募型企画提案方式により行い、JR線の南北で区域を分けて、民間事業者を各1事業者選考することとしております。予算議決後に公募を行い、11月中に選考を終え、選考後に社会福祉協議会と新たな事業者の事務引継ぎを開始することを想定しております。今後も、引き続き利用保護者や新たな運営事業者、社会福祉協議会等と調整を図り、令和4年度以降のこどもルーム運営を滞りなく進めていけるよう努めてまいりたいと考えております。  コロナ禍におけるこどもルームの利用状況につきましては、4月から6月の四半期で、定員886名に対して、平均で約620名程度の利用となっており、利用率は約7割とコロナ禍以前とあまり変わらない状況であります。支援員や補助員の皆様には、健康観察カードによる体調の確認や手指、ルーム内の消毒、換気や黙食の徹底等に配慮したこどもルームの運営をお願いしているところです。なお、四街道市において、新型コロナウイルス感染拡大が続いている状況を鑑み、こどもルームにおける感染防止対策として、9月1日から緊急事態宣言が発令されている期間においては、家庭での保育が可能な方に対して、利用の自粛をお願いする要請を行ったところです。自粛要請を受け、利用者が抑制されれば、支援員や補助員の皆様の負担軽減につながるものと考えております。  次に、第3項目、子供たちを取り巻く環境、プレーパーク事業の取組状況についてお答えいたします。プレーパークは、冒険遊び場とも言われ、自分の責任で自由に遊ぶを基本理念とし、禁止事項をなるべくなくして、子供たちが自由に伸び伸びと遊べる場で、市の委託事業としてNPO法人四街道プレーパークどんぐりの森が、常設の和良比どんぐりの森と市内の公園で開催する出張プレーパークを開催しております。プレーパークは、開催日には子供とその保護者、学生などの利用があり、自然の中での遊び場、居場所、多世代間の交流の場として機能しており、専門のスタッフのプレーワーカーが常駐して、プレーパークの管理、運営、遊びの見守り、相談相手をするなどしてプレーパークを支えています。利用者数は、4月から8月までは、和良比どんぐりの森2,186人、出張プレーパーク790人と、前年度同時期と比較して和良比どんぐりの森773人、出張プレーパーク361人の増加となっており、コロナ禍の中、感染防止対策を講じて開催したことで、外遊びの場、居場所として役立てられました。なお、緊急事態宣言の発令に伴い、9月1日より、市内各公共施設とともにプレーパークを閉鎖することとなりましたが、プレーパークは四街道市こどもプランに子育て施策の一つとして位置づけられており、今後とも市民に活用していただけるプレーパークとして事業を継続してまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第4項目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の裁判の進捗状況でございますが、裁判につきましてはこれまで口頭弁論が4回、弁論準備手続が7回、地方裁判所において行われたところでございます。令和3年6月議会以降の進捗状況でございますが、令和3年6月24日の弁論準備手続では、原告である市の準備書面について陳述し、被告の下野商事、大谷総合都市計画事務所及び建設機構より準備書面の陳述がございました。また、直近においては、9月9日に弁論準備手続が行われ、原告である市の準備書面について陳述するとともに、証拠の取調べについても行われたところでございます。なお、次回につきましては、11月4日に弁論準備手続が行われる予定でございます。  次に、2点目の住民監査請求の提出を受けての見解でございますが、現段階では内容の確認をできていないことから、見解につきましては申し上げられないところでございます。なお、住民監査請求の提出がなされたことにつきましては、市民の方々の関心が高いことの表れであると捉えておりますので、真摯に受け止めております。  次に、3点目の外部監査制度を導入する考えはあるかでございますが、現在行っております裁判において、原告及び被告の主張について、中立的かつ公正に判断がなされること、また百条委員会においても調査が進められているところでございます。したがいまして、既に司法判断に委ねている状況から、外部監査制度の導入につきましては考えてございません。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ご答弁ありがとうございました。では、再質問、順次させていただきたいと思います。  まず最初に、災害時の支援体制と連携ということなのですけれども、これまで令和元年度から始まり、集中豪雨ですとかいろいろな災害に見舞われました。危機管理監にお話しさせていただきたいのが県のリエゾン派遣というのが、何度も議会の中でお話あったのですけれども、そのことについてどういった今状況なのか、お話しいただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) それでは、現在の県のリエゾンの派遣計画について簡単にお話をします。  まず、令和元年度に房総半島台風のときは県のリエゾンは要請しましたけれども、来ませんでした。そして、東日本台風のときには3から2名が4日間、10月25日の大雨では1人が6日間、それぞれ災害対策本部事務局に定位置として存在をして、市との連携に当たってくれたということです。それにしても、必ずしも十分ではなかったという県の反省もあり、教訓もあり、そして現状なのですけれども、県内の市町村ごとに派遣されるリエゾンを個人名で示してあり、それで要請に応じて決められたリエゾンが、それぞれの各市町に派遣をされるという体制を県はつくりました。そして、その指名された本人が、私の元に挨拶にも来てくださっています。そういうふうに県は大きく教訓を生かして、リエゾンの派遣の体制に移ったということは確かでございます。ただし、現実に来るかどうかは、それはこれから災害が発生し、またそのおそれのあるときに要請をし、また来た人間の能力も含めて検討しながら、県との連携を強化していきたいとは考えています。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。私たちの知らないことを、お話しいただきましてありがとうございます。避難所の運営に関しては、やはり私も5年前からずっと運営に関しては、全避難所には委員会を立ち上げておくべきだということをお話しさせていただいたことがありまして、やはりそこでの今回の大規模停電が一番皆さん方が懸念されることだと思います。避難所に太陽光パネルの設置、また県の方針がまだ定まっていないかと思いますけれども、ぜひそこを注視していただきたいというふうに思います。  質問なのですけれども、これ平成31年、避難所運営の割り振りを策定されているのですけれども、現実的にどうなのでしょうか。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) それでは、四街道市各区・自治会避難所割り振り計画についてお話をします。  避難所の割り振りについては、各区・自治会に事前に説明をし、及び指定避難所希望調査を実施し、さらに会議などを重ね、約1年の協議を経て平成31年1月に四街道市各区・自治会避難所割り振り計画として作成をし、お示しいたしました。また、割り振りの人数は、東京湾北部地震における想定避難者数、約1万2,000名をベースに、各避難所の収容人員を考慮して定めております。したがって、想定を大きく超えるようなことがない限り、市全体としては各避難所における収容は可能であると考えています。なお、今回は避難所における感染症対策の必要性から、必要な資材等の確保に努めるとともに、状況に応じた在宅避難や一時的な車中避難、安全な親戚、知人宅やホテル旅館などの分散避難などについても啓発に努めているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。これはちょっと要望なのですけれども、私は鷹の台に住んでいまして、市境に住む鷹の台地区に関しては旭中学校まで歩いていかなければならなくなるのですけれども、すぐ近くの千葉市の情報大などと連携してほしいなというふうに要望させていただきたいと思います。また、鷹の台地区に限らず、市境問題というのは、物井ですとかありますので、ぜひご検討いただきたいと思います。  次に参ります。福祉避難所に関してなのですけれども、現在の福祉避難所11施設あるのですけれども先月、8月に県立四街道特別支援学校に訪問させていただきましたが、災害時の備えはもちろんのこと、病院との連携や特別な支援を必要とする子供たちが、不安なく過ごせる場所が一番だと改めて感じました。部長もご同行いただきまして、本当にありがとうございました。どのような感想をお持ちになりましたでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  先日四街道特別支援学校様の施設や、それから設備なども拝見させていただきまして、災害時を想定した対応や備え、それから下志津病院との連携体制はしっかりされているという印象は受けました。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 この間の戸田議員の質問で分かりましたけれども、県の施設ですけれども、市が指定するということで、指定避難所としてやはりやらなければならないというふうなお気持ちは、今は、今も、どういうふうに聞いたらいいかしら、ありますか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  先日の戸田議員のご質問でもお答えしましたとおり、内閣府の福祉避難所の確保・運営ガイドラインの改定を踏まえまして、協議を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 やっぱり実際に私も行きまして、校長先生とお話ししますと、やはり当事者の抱える問題というのは、お話ししなければ、対話をしなければ分からないというのが分かりました。だから、単に協定を結ぶということではなく、実情に合った指定をしていかなければいけないというふうに思うのです。一方で現在の福祉避難所をほかの施設長さんに聞き取り調査させていただきました。すると、新型コロナの感染拡大に伴い、災害時に避難所の受入れは難しいとお返事をいただいたところなのですけれども、今後福祉避難所としての環境整備や受入れ体制についてはどのような認識でおられますでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  今後協定を締結しました各法人や学校と、指定福祉避難所の公示に向けた協議の中で、考えてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 その辺りやはり私、一緒に部長と特別支援学校に行ったときに感じました。やっぱり対話が大事で、どういった状況なのかというのは、福祉避難所として必要なものというのは、ほかと違うということが分かりました。例えば特別支援学校でいえば、体育館が床暖房だった、私びっくりしました。そういったことで、本当に避難される要支援の方、要配慮者の方がどういった支援が必要なのかというのをしっかりと職員の方々と、今後やっていただきたいと思うのですけれども、その辺りは何かご検討されていることはありますか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  当然今後指定福祉避難所として公示をする際には、避難をする方の特定、そういったこともしていかなければなりませんので、その中で特定された方たちが、福祉避難所の中で避難生活をきちんと行えるかどうか、そういったところも含めて各施設の設備の状況ですとか、施設長の考え、そういったものを伺いながら、進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 要配慮者の方が、直接福祉避難所に行けるというのは大きな改革というか大きな変化ですので、それに追いついていけるように全職員が研修をする、そして知識を学び、それを生かしていくということをお願いしたいと思います。  次に参ります。こどもルームなのですけれども、こどもルームの運営事業者が替わるということで父母や支援員の不安要素がそれぞれおありかと思います。プロポーザル方式について詳細をお知らせください。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  公募型企画提案方式の審査基準につきましては、現在作成中でございますけれども、項目ごとに評価点を設定する予定でおります。主な評価項目といたしましては、事業内容の項目では、保護者や児童の意見を反映する体制が取られているか、特別な配慮が必要な児童への支援体制が取られているかなど、管理運営の項目では、支援員等の確保策の具体性、職員の育成方法、苦情処理の体制など、安全対策、危機管理の項目では、事故防止や安全対策への取組、衛生管理に関する取組などを評価する予定でございます。また、支援員の継続雇用や支援員の処遇改善につきましては、別途加点することを考えております。利用保護者の皆様からは、委託先の変更によりまして、保育内容が変わってしまうのではないかという不安の声が多くありました。市といたしましては、利用者の皆様や支援員等に混乱を来さないように、事業者の提案として改善される部分以外は、原則として変更のないように調整していきたいと考えております。また、保育内容の継続性を担保するとともに、支援員の皆様に継続して働いていただくことが不可欠でございますので、基本方針の内容を十分に達成することができる事業者を選考してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。まだ見ぬ内容について、特筆するところを今箇条書きで多分恐らくお話しされたのだろうなと思うのですけれども、今まで支援員としてご活躍されてた方々への加点、それを重きに置かれるということで少し安心しました。債務負担行為についての上程したその積算根拠と、これまでの社会福祉協議会との契約金額の比較や他市の状況などはどうなのかというのを、簡単に分かれば教えてください。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  債務負担行為につきましては、現在の社会福祉協議会への委託料を基本として、近隣自治体の状況や民間事業者からの聞き取り等を参考に設定いたしました。設定金額につきましては、支援員等の処遇や市独自の配置基準を維持することが可能な額とするとともに、企画提案方式により、民間事業者からこどもルームの運営方法についての提案を受けますので、より工夫、充実した提案が可能となるよう配慮した額としております。社会福祉協議会との契約金額、現在の予算額でございますが、2億74万4,000円との比較につきましては、債務負担行為の年額は2億5,982万7,000円となりまして、単純比較で、年間5,900万円の増となりますが、令和4年度以降は、和良比小に1ルームできますので、1ルーム増加すること、またそこから特定財源である国庫支出金等の財源がありますので、市の負担増となる一般財源での増加額といたしましては年間約4,400万円で、1ルーム当たり180万円の増となります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 詳しくありがとうございました。今回からというか、来年度から3年間ということで、7億何がしの金額が上がっていたもので、上限ということになるかと思うのですけれども、そこをしっかりと、私たちも見ていかなければいけないなと思っております。  最後の質問なのですけれども、新しく増設するルームもあることから支援員不足が予想されます。たとえ先生方がそのまま新しい民間事業者と雇用契約を結ばれても、預ける側の父母や支援員の先生方がどういう環境になるか不安が残ります。今後のサポート体制はどう図られていきますでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  運営事業者変更後の市と父母、支援員等との連携方法につきましては、運営事業者が決定次第、協議してまいりたいと考えておりますけれども、運営事業者の変更後におきましても、様々なご意見やご要望に応えられるよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そこがやはり不安材料になるので、しっかりと今までのやり方、顔突き合わせて会議を持つ、これはしっかりとやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、プレーパーク事業のことなのですけれども、プレーパーク事業は自然の中で子供たちが伸び伸び育つ居場所として定着してきております。そして、現在子供たちが中高生に成長し、社会に出ていく段階の十分な支援の手は届いておらず、誰もが振り返ると立ち止まれる居場所として、若者支援事業を実施しているとのことでした。運営を担うには資金もかかりますし、担い手も必要になろうかと思います。この市民協働で行う次の世代の若者支援についての見解を伺います。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  プレーパークは、小さなお子様から、その保護者、中高生など多世代の人に活用されておりまして、若者たちの居場所としても、重要な役割を担っていると考えております。このため今後とも、継続して事業を実施していくことにより、次世代にわたる若者支援を実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 今ご答弁聞いていて、何か弱い感じの言葉だったのですけれども、若者支援という事業は今事業化してやっているものではなく、プレーパークの中で行われているものです。それについて事業化しているというふうなことではないと思うのですけれども、ぜひ現場に行って若者支援の在り方というか、調査していただきたいと思うのですが。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  確かに現在運営受託者が行っている若者支援といいますのは、他団体の補助金を受けて運営受託者のほうで、自主事業という形で行っているものだと思っております。先ほど私のほうで、若者支援という形で申し上げましたけれども、当然プレーパークを利用するに当たりまして、小さな子供だけではなく、中高生の方も来ていたりします。そういう意味で、居場所としてのプレーパーク、プレーパークを通常運営することによってそこに子供が来て、大きいお兄さん、お姉さんが逆に小さい子に遊びを教えたりとか、そういうこともできると思います。また、そういう中高生でいろいろ悩みを持っている方が、そこに来ることによって、もしかしたらプレーワーカーですか、そういう方とのお話の中でいろいろ相談等もできるかと思います。ですから、プレーパークを運営することによって、私どものほうでは居場所という位置づけでの支援ということもできるのではないかと思っていますので、このプレーパーク事業は続けてまいりたいというふうに考えたことでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。今回教育部や政策課が呼ばれていないというか、呼べない状況だったので、こども部長の立場からのお話だったと思います。現場に行って、調査をまた引き続きお願いしたいと思います。新型コロナの感染拡大で、今現在緊急事態宣言中の施設、今全面利用が禁止になっておりますけれども、プレーパークもその対象となっております。そして、これ野外の居場所としては本当に感染防止を図り、現場の方々、お母さん方もしっかりと適切に運営されてきたというふうに聞いております。今後の解除の見通しはあるのでしょうか。
    成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  プレーパークにつきましては、先ほど議員仰せのとおり、現在緊急事態宣言の発令を受け、他の市内公共施設と同様に利用の中止をさせていただいております。今後につきましては、緊急事態宣言の解除に伴いまして、他公共施設の利用開始に併せ再開してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 市長にお伺いしたいのですけれども、県内ワーストということで、9月入ってから感染の本当に拡大が止まらないということで、市長自らの発信はされているのですが、ぜひともそこをちゃんと検証していただきたいと思います。なぜなら、野外でやっていいか悪いかということかもしれませんけれども、私の元にラジオ体操、なぜできないのか、またグラウンドゴルフ、何でできないのか、そういった素朴な疑問来ております。そういったことで、一律にするということを、やはり市民の方々、この1か月また我慢しなければならない状況の方々もおられます。今回のプレーパークについては、やはり学校に行けない子たちもいたりとか、本当に居場所になっている。しかし、おうちに帰ったら、どういう状況になるか分からない子供たちもおられるのです。ですので、そこは自主事業としてやっている寛大なやっぱり気持ちにならなければならないというふうに思うのですが、市長の見解はいかがでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) プレーパークをはじめとして、この9月1日から公共施設、一応利用停止いうことを受けまして様々なご意見が出ております。なぜ、グラウンドゴルフできないのだとか、何で部活動ができないのだとか、本日は大越議員がプレーパークのお話出ましたが、8月までは例えば何でお年寄りが公園でグラウンドゴルフやっているのだ、何で中学生は部活動やっているのだ、様々な立場からいろんなご意見が出ています。それを科学的に証拠をちゃんと詰めて、これは医学的に問題がある、ないというようなことはちょっと四街道市のそういう科学的な知見また証明する能力ありませんので、私が9月1日からということで、市長として判断をさせていただいたわけですが、その判断の最大の理由は、やはり1週間当たりの新規コロナ感染者数がやはり300人を超えて、これ通常レベル4ですと25人なのです。もう桁違いでありまして、そして千葉県の中でワーストワン、一応9月1日、そういう公共施設の利用停止をしてから、市民の皆さんのご協力もあって徐々に患者の発生数は落ちておりますけれども、やはり県内ワーストワンの状況、ちょっとこれは科学的なエビデンスがないけれども、この状況を抑えるには、やはり公共施設の利用停止、これしかないというのを私が判断させていただきました。今回公共施設の停止については2回目でございまして、昨年の12月から1月にかけて、休日にやはり感染者数が増えました。そして、2月1日をもって公共施設の利用を停止させていただいたわけでございますが、これも公共施設の利用を停止してから感染者数が下がったという、そういう経験もありますので、今回も2月1日と同じように、2回目の公共施設の利用停止についても、新規感染者数がどんどん減っていくということを期待しておると、こういうことでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 いや、私プレーパークの方々が、やはりなぜかなということで、そこだけ野外でやっているけれども、子供たちの居場所がなくなってきているという、そういうことがございます。それで、やはり分からない中、今言われていましたけれども、ではなぜ、8月の下旬です、新学期が始まる前に、それを見通して、ほかの他市ではやっている学校の、要は臨時休校や幼稚園の自粛要請など、やっぱりするべきだったのではないかなと、結果論ですけれども、そういったことがあるので声なき声、子供たちがやはり苦しんでいるという状況です。ぜひそれは、どこか頭の隅に置いていただきたいと私は思います。  続きまして、最後次期ごみ処理施設の話なのですけれども、またまたごめんなさい、冒頭から市長にお伺いしたいのですけれども、お聞きしたいことがあるのです。これ本当裁判が始まったのが令和元年8月なのですけれども、決定的な証拠となるものが出てきたから、裁判をお始めになったと思うのですが、どうなのでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) なぜ裁判をやったかということにつきましては、これまでも何度もご答弁させていただいておりますけれども、やはり議会のほうから原因の究明とか、それから責任はどこにあるのだとか、それを明確にしろということでございましたので、それを進めるには裁判が一番法的にちゃんと判断していただけますので、よろしかろうということがまず1つ、それから平成30年の3月に、フッ素によって汚染されているということが分かりました。それによって、これから清掃工場を進めるためにいろんな手続を進める中で、土壌汚染対策法という法律がありますので、それをクリアしていく中で、何としてでも清掃工場を造りたいと、そのためにはまず裁判を起こして賠償請求これはすべきだと、そういう2点で裁判を起こしたということでございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 いや、私が聞いているのは、証拠となる決定的な証拠ができたから、確たる証拠、だから裁判に打って出るというのが普通かと思うのですけれども、次の質問に行きたいと思います。  大谷総合都市計画事務所の第6準備書面では、土地交換契約に関与するようになった文書の提出がありました。平成26年頃、隣接地の太陽光発電工事に関して、大谷総合と建設機構が工事に関与することになった経緯について触れられております。これについて市はどこまで事実確認をされておりますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  隣接地の太陽光発電事業に係る工事への建設機構の関与につきましては、同業者への聞き取りや百条委員会などから、情報を集めているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 いや、随分簡単なご答弁だったなと今聞いて思うのですけれども、それ百条委員会はもう一緒に同時進行しているので、そこから聞き取ることあるかと思いますけれども、やっぱり決定的なそのことは市が握っているはずなのです。百条委員会で建設機構の島田氏や野老氏は、太陽光発電工事やその後に続くくぼ地解消工事にも関与した証言がありました。市の第7準備書面では、くぼ地解消工事から撤退したことは認められております。施工計画書や変更施工計画書は後づけだったこと、また平成29年9月には覚書を入手した証言をしております。市は認めておりますけれども、令和元年8月の裁判が始まったときに証拠として覚書が出てきた。これが決定的な証拠だと思うのですが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  確かに平成29年9月で覚書のほうを私どもは入手いたしました。それ以前にも下野商事、大谷総合ということで、その辺りに建設機構の関与についても出てきたというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 この覚書に関しては、私たちもう随分前、ここに議員でいた方とおられなかった方もいらっしゃると思うのですけれども、当時の6月議会の、これ大谷元議員の議案質疑の中で、裁判の相手に建設機構の名前があった、それのことで問いただしたのです。麻生部長は、裁判の事実関係の調査を進める中で分かったと答弁されているのです。既に建設機構が関与していた事実を知っていたということになるのです。平成29年9月に覚書入手したということですので、なぜうそついたのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  うそということではなく、覚書の入手については29年の9月頃というふうに記憶しておりますけれども、関係者の事実確認等をする中で、建設機構の関与ももう分かっておりましたので、訴えの提起で下野商事、大谷総合、建設機構ということで、ご提案のほうをさせていただいたものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 何かすごくうそではない、何かよく分からない答弁ですけれども、だって29年の9月に覚書を入手したというのであれば、令和元年の6月の議会、またその後の覚書はいつだったとか言っても、結局は裁判のやっぱり妨げになるからとか、いろんなことを言われているのですけれども、そういう答弁なさっているのです。なぜそれを、市長に伺いたいのですけれども、部下にそういう答弁をさせたのでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 私どものほうは、建設機構が関与していたというのを初めて知ったのが29年9月の覚書のコピーを入手した、これが最初でございます。これは原本ではありませんので、これが本当のものかどうかというのは分からない。したがって、それから建設機構が本当に関与しているのかどうか調査して、そして裁判になったときに、これまでの調査からこれ建設機構間違いなく関与していて、この覚書は原本ではなくて単なるコピーだけれども、本当のものだということで建設機構を訴えたわけでございますが、裁判で証拠書類として出しますと、その証拠書類の認定というのをやるのです。この覚書は、これは単なるコピーで、原本ではなくて偽造文書だとか、そういう主張が被告のほうから出てくるのかなと思ったのですけれども、これについては特に出てこないで、その証拠として認定されています。ですから、証拠として認定されて、そこでこれ建設機構が間違いなく参画しているというのは確定しているのですが、ちょっと私どものほうで29年9月にそういうコピーを手にしてから、調査、そして裁判までにはちょっと時間がかかってしまったと、そういうことでございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 私再質問のほうで、市はどこまで事実確認をされておりますかという質問しております。それで今市長のほうから、入手したお話もありましたし、では誰からそれを入手したのか答えられますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  そこは関係業者ということの答弁しかできません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 なぜですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 入手経路には、いろいろな経路がございまして、そこのところがいろいろ不都合が生じるおそれがあるからでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 これもう時間の問題です。不都合な問題はすぐに出てきますから、これやはりそういったことを、求釈明で言われたら明らかにしなければならないというのが常識ですから、行政の信頼、また失墜させたことになるのです。私たちに対しても、うそをついているのです。質問するのですけれども、下野商事の準備書面から土地交換契約書第4条に基づくくぼ地解消工事について、具体的な契約条項が、盛り込まれておらず、契約として完成していないと主張しています。市の特定事業とは一体どういうことを意味するのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 特定事業の定義といたしましては、市残土条例の2条第2号において、土砂等の埋立て等に供する区域以外の場所から発生し、または採取された土砂等による土砂等の埋立てを行う事業であって、土砂等の区域の面積は500平方メートル以上であるものと規定しております。なお、くぼ地解消工事におきましては、市が実施主体の公共事業として、同条例第9条によりまして特定事業許可の適用除外としたものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 何かいつも聞いているようなご答弁なのですけれども、下野の第4準備書面では、市は事業計画書の策定すらないまま、建設機構と大谷総合に土砂の搬入を行わせたとし、土地交換契約第4条に基づく工事の枠外であり、むしろ下野商事は被害を被った立場であると主張し、くぼ地の平たん化に必要な量を超えて、4万6,941.7立米もの過剰な土砂を搬入したと、提訴している市の主張は本末転倒だと言っています。本日、参考資料を配付させていただきました。これは市民の情報ということで、ご提供いただきまして、1から8を丸つけておりますけれども、時系列で番号をつけさせていただきました。平成27年10月5日、道路管理課から廃棄物対策課へ四街道西中学校地下貯留施設設置事業の建設発生土3,000立米を次期ごみ処理施設に使用する内容の文書です。私はこれら拝見したときに、まさかと思いました、西中から出た建設発生土は、これまで吉岡用地に全て搬入されていると思っていました。しかし、平成29年10月、残りの4,200立米が受入れ不可能であるという連絡が道路管理課にあり、処分地を九十九里町へ変更を余儀なくされました、一体どういうことなのか。麻生部長は当時おられなかったと思いますけれども、御存じだったらご説明ください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  ご配付いただいた資料1、2につきましては、そのとおりだと思います。これは西中の恐らく1期工事というところの中で、約3,000立米の土砂が発生するということから、次期ごみ処理施設用地に搬入するということで、これは従前から私ども約2,800立米ということで、ご説明したこともあったかと思うのですけれども、その後この1期目を入れた後に、29年の2月頃には次期ごみ処理用地のほうの土砂の搬入が停止し、おおむね今の形ということで停止したわけでございますけれども、それを見てもう入らないというようなことがあったことから、2期目につきましては2期目の資料を、5以降の西中の2期目以降については無理だということで山武のほうにお願いしたという経緯かと思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ご説明ありがとうございます。⑤の本来だったら全て次期ごみ処理施設に西中の建設発生土は収まるはずが、受入れ不可能になったため九十九里に受入れをしてもらうという内容なのですけれども、この文章の中に、処分費1,512万円、これが増額となる見込みというふうに書いてありました。この説明はできますか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時23分    再開 午後 3時24分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 説明できませんよね。処分費1,512万円、これが市の本当だったら、払うべき話ではないですよ。計画でいえば、やはり全て次期ごみ処理施設用地に入っていなければならなかった。でも、入らなかったから、これ九十九里に出さなければいけなかった。これ損失です。参考資料3にありますように、平成29年2月20日、国道51号、溢水対策のため0.5%の勾配をつける整地作業を千葉国道事務所酒々井出張所と四街道市と大谷総合が協議をしています。ここで市は大谷総合と合意の上、実施しているのですが、これらの経緯からして本当にこれ特定事業というのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  市の次期ごみ処理施設へ土砂を入れるという埋立て事業、特定事業ですけれども、特定事業の許可を適用除外したわけでございますけれども、一体的な一連の流れの中で、排水路のほうに不都合が生じて、なおかつ51号方面に雨水が集中するというようなことが発生いたしましたので、一連の作業ということで、この資料3にございましたとおり、用地内に両サイドから0.5%勾配をつけて、中間のところに流し込むというような作業が発生したわけでございまして、我々といたしましては一連の作業というふうに捉えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 特定事業で一連の作業だというご答弁ありましたけれども、市長に伺うのですが、参考資料⑤、これ副市長今ご答弁できるのは副市長と市長しかおられないかと思いますけれども、印鑑押しております。この一体的な流れというご答弁ありましたけれども、本当にこれそう思われますか。私は、ずさんな管理が生んだ1,512万円は損失だと思っておりますけれども、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 資料5につきましては、都市部の工事打合せ書、この記録に私も判こを押しております。西中に地下貯留槽を造るためには、土砂を掘削して土砂を西中の区域外に処分しなければいけないのですが、その処分については都市部のほうではいろんな処分先を探しています。そのうちの1つとして、吉岡の清掃工場予定地、そのくぼ地解消工事に回せないかというような協議が、大越さんが参考資料の①で出されたものでありまして、この時点では西中学校における工事、1期工事、2期工事というふうに分かれていたと、先ほども麻生部長がお答えいたしましたが、全てが賄えるものかどうなのかとか、そういうちょっと詳細なものについては、私のほうにはそういう情報はありません。ただ、これまでも都市部においてはいろんな残土の処分先、これを探す中でやはり当初想定していたところが処分できなくなって、ほかに変わったとか、そういうことによりまして処分先が変わるというのは多々あることでございまして、これが今ご質問をされたこの参考資料⑤をもってして、即これが損害になるのかどうかという判断は、ちょっと現時点ではこれは判断はつきかねる、そういうことしかご答弁できません。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 残念なご答弁なのですけれども、ぜひこういったこと、いろいろあるのではないかという疑いの目で見てしまいます。下野が主張しております本末転倒、私から言えば本当に特定事業ではなく、偽造工事と言わざるを得ません。だって、本来だったらこういった工事はきちっとした形で出すべきではないですか。後から分かって、こういったことが上がってくると、本当にずさんな管理だなというふうに思います。そして、こういったこともかなり時間たってきておりますけれども、多くの市民の方々が不安になり、そして大事な次期ごみ処理施設用地に残土が汚染されたということで、もう本当に耳が痛いぐらいな声をたくさん頂戴しております。そんな中、住民からの住民監査請求、これに関してどのような内容になっているか。先ほども分からないということでしたけれども、これ副市長に伺うのですが、かつてこのような大勢の市民が市長に損害賠償を求める住民監査請求はありましたでしょうか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時30分    再開 午後 3時31分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 もう一回言います。住民からの住民監査請求に関しては、どのような請求内容でしょうか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) お答えいたします。  新聞報道されていますとおり、住民監査請求の内容につきましては、監査委員から当該請求の要旨につきまして通知がもらえるはずなのですが、いまだに届いていません。したがいまして、先日の新聞報道されました定例記者会見で申し上げましているとおり、私は内容については把握していない、こういう状況でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 私も新聞報道を見まして初めて知ったのですけれども、次期ごみ処理施設用地に違法な残土を埋め立てられた事件について、市長としての善管注意義務、これは民法第644条、地方自治法138条の2、これを怠ったとする佐渡市長個人に対しての、四街道市が被った損害を補填するために、損害賠償請求をするよう、四街道市監査委員に宛てた内容です。御存じかと思います。それで、その件に関して、やはりまだお手元に届いていないということはどういったことなのかというお問合せがございまして、答えられる方、副市長にお願いしたいと思うのですけれども。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時33分    再開 午後 3時33分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) もう大越議員も御存じだと思いますが、地方自治法第242条第3項に、要は監査請求が監査委員に提出されたら、その後監査委員は当該請求の要旨、これを市長に通知するとなっていまして、通知が来ていないので内容が分からないということを先ほどから答弁していると、そういうことです。以上です。大越議員は、もう御存じなのですか、内容。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 市長からそのような質問来るとは思いませんでしたけれども、住民監査請求の内容をやっぱりどうなのか、知っているのかどうかという中で、新聞にも書いてありましたから読めば分かるのですけれども、8月3日に住民監査請求は提出されているから、8月3日から60日以内という理解でいいのかどうかというのは、どなたか答えられるのかしら。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時35分    再開 午後 3時35分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 今お話ししたとおりです。60日以内なのです。ぜひその60日以内の見解をお示しいただきたいと思います。  次に行くのですけれども、外部監査制度導入する考えがあるかの中で、答弁聞いているとびっくりするのですけれども、百条委員会と裁判が外部監査に代わるものって答えられているのですけれども、どういう意味でしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) この土壌汚染の問題につきましては、フッ素及びその化合物による基準超過が判明いたしましてから、下野商事、大谷総合に対しまして行政指導を行いましたけれども、回答が措置内容に応じない不十分なものであったことから、法的責任の追及が必要と判断し、民事裁判を選択したものでございます。まず、そういうことから司法に判断を委ねて原因の究明を行っているということで、外部監査制度の導入に代わるものというふうにご答弁申し上げたものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 百条委員会と裁判、ごっちゃにしては困るのですけれども、この事件を知った時点から外部監査制度を導入し、条例化していくべきではなかったのか伺いたいと思います。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) ご答弁申し上げます。  環境経済部の立場といたしましては、繰り返しになりますけれども、土壌の汚染の問題について原因を究明して、いろいろな原因を究明することも目的の一つとして、民事裁判というものを選んだというところに尽きると思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 副市長にお願いしていたのですけれども、やはりこの事件を知ったときからという話、私出しているのですが、随分前だと元議員の吉本さんが、外部監査制度の話出していました。やっぱりそういった事件が発生してからでは遅いから、検討していただけないかということなのですけれども、これもう本当にいろんな問題ありました。そういうことです。いろんな問題があって、では市としては考えていくべきかの選択肢の中に、やはりこれが入っていなかったのかなというふうに思っているのですけれども、副市長の見解お願いします。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時39分    再開 午後 3時40分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) この問題が起きた場合、ごみ処理用地の汚染問題、これが起きた当初から外部監査制度を導入して、この問題は外部監査をすべきではなかったかということで、そういう趣旨と理解いたしましたけれども、だからそれにはまず外部監査って、ご承知のように条例で規定しないと、その制度は使えないのです。要するに外部監査制度は、自治法の規定だと都道府県、政令市、たしか中核市までだと思うのですけれど、それは制度としてやらなくてはいけないと義務づけですけれども、それ以外の市町村は外部監査制度を導入する場合には条例で規定しないと、外部監査というのは制度として行えないということだから、まずその条例をつくって四街道市は外部監査制度を導入しますよということをまずやらなくてはいけないのです。だから、当時に遡ってといっても、条例ができていないのだから、当時に遡って外部監査、この問題外部監査でやるということ自体が不可能だということでございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 あと2分しかないのですけれども、昨日の保坂議員の質問の答弁で、監査委員の任命は市長の専決事項とのことでお話ありました。これまでの不祥事に対して市では内部監査制度を導入しましたけれども、やはりそれは内部規制というものと私は思うのですが、こうした一連の事業の業務監査はいかほどかと申し上げたいと思います。私たち議員は、行政のチェックをしなければならないのです。見過ごすわけにはならないのです。本来なら全て次期ごみ処理施設用地に、西中の建設発生土は収まるはず、受入れが不可能になったため、九十九里に受け入れてもらったという内容だったのですよね。しかも、処分費1,512万円、現在過剰土砂については裁判中ですけれども、過剰土砂も後づけです。市の残土のずさんな管理が引き起こした本来捻出しなくても済んだ1,512万円の損失、どうされるのでしょうか、市長。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時43分    再開 午後 3時44分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そのようにお話しされるかなと思いました。市長は、やはり管理監督責任あります。そして、市民の大事な命、そして財産守らなければならない、そういった使命がございます。しっかりとこの問題調査してください。ほかにあるはずです。いかがですか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) お答えいたします。  今市のほうも、裁判を行っていますので、しっかりと市の内部そしてまた退職した職員についても、いろいろ調査をしていると、こういう状況でございます。ただ、問題はなかなか市の外、例えば残土関係の業者等々の聞き取り、なかなかこれがうまく進まないという状況がございます。私どものほう、そういった調査につきましては、今日本日大越議員が裁判の準備書面で、下野商事の準備書面のお話もされましたが、これについてはまだ裁判長から認否、認めるとか認めないとか、これは不知、知らないとか、そういうような四街道市のほうのそういう答弁書、これをまずまだ求められていません。今別のものが、別の項目が求められている状況で、四街道市は9月9日、準備書面という形で答弁書出しましたが、被告のほうではまだ出していない被告もおります。したがいまして、裁判の認否に、これからの裁判に関わることについては、なかなか具体的な答弁をしますと、裁判の中で相手の被告側に有利な状況になりますので、これは答弁できない。そういった私どもにとってはそういう問題がありますが、相手方についてもいろんな残土の同業者関係の調査がなかなか難しい状況にあります。  今内部的にはいろんな調査を進めておるのですが、1つ言えることはなかなか具体的な証拠とか、そういうものを抑えた上での証言というような形での調査結果になっていない。だから、ちょっとこれは調査がなかなか進まないという、そういう現状です。でも、これからもちゃんと調査やって、最後にはちゃんと勝てるようにします。要は大越さんは、下野商事の主張を何か非常に積極的に受け止めて、いろいろ発言されていますけれども、私どもは裁判官のほうでこれに対する釈明、認否を求めるという段階では、もうはっきりと、これはそれまでにちゃんと証拠もつけて反論はしたいと、このように思います。  以上です。 ○成田芳律議長 以上で大越登美子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時47分    再開 午後 4時05分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  2番、本田良さん。    〔本田 良議員登壇〕 ◆本田良議員 議席番号2番、日本共産党、本田良です。通告に従いまして壇上より質問をいたします。  1、水の問題について。  ①、印旛広域関係市町が知事に要望した地下水調査はどうなったのか。平成29年2月、印旛市町の首長連名にて千葉県知事に対し、暫定井戸の継続利用と千葉県環境保全条例の見直しを要望いたしました。そのことについて、お答えお願いいたします。  ②、使用水量実績は横ばいで推移している。許可井戸及び使用可能な暫定井戸を最大限使用して、不足分を表流水で賄うという考え方に切り替える必要があるが、どうか。  ③、経営戦略では、料金値上げが必然のように書かれているが、値上げを抑える料金設定にどのような努力を行っているのか伺う。  2、災害対策について。  ①、避難行動について、昨年と比べて変わった点はあるか。  ②、集中豪雨で多くの地域で被害が出ているが、市内の危険箇所の点検や周辺住民への注意喚起はできているか。  3、環境問題について。  国連気候変動に関する政府間パネルIPCCの最新報告は、人間の影響が温暖化させてきたものは、もはや疑う余地はないと、初めて断定の見解を示しました。気候危機と呼ぶべき非常事態が起こっている。2030年までに大気中の温室効果ガスの排出を2010年比で45%削減し、2050年までに実績ゼロを達成できないと、平均気温上昇を1.5度に抑え込むことができないことを明らかにしました。洪水のリスクは2倍となり、食料生産も減少するなど、人類と地球環境は、甚大な打撃を受け、一定濃度を超えてしまうと後戻りできなくなる気候変動による影響が連鎖して、悪化を止められなくなるという破局的な事態に陥ってしまうと言われます。緊急に解決しなければ、死活的な大問題としてCO2削減への思い切った緊急行動が求められています。ゼロカーボンシティ宣言の市として伺います。  ①、温室効果ガスの削減について、市としての取組は何をするのか。  ②、市内の吉岡、栗山における汚染残土問題について。2013年に栗山地先に汚染残土が発覚して、吉岡の次期ごみ処理施設用地のフッ素及びその化合物が法令基準値を超過した問題、また同じ場所から鉛が検出されている。この事実をどう捉えているのか。  4、オスプレイの飛行ルートについて。  去年7月に陸上自衛隊木更津駐屯地に配備が決まって以降、受入れ点検が行われ、11月以降は木更津駐屯地、経路や周辺空域及び洋上での飛行が行われてきた。  ①、飛行ルートについて、新たな情報を防衛省から聞いていないか。  以上、壇上での質問を終わります。どうかご答弁をよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 本田良さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  上下水道部長、外谷茂行さん。    〔上下水道部長 外谷茂行登壇〕 ◎上下水道部長(外谷茂行) 私からは、第1項目、水の問題についてお答えいたします。  初めに、1点目、印旛広域関係市町長が知事に要望した地下水調査はどうなったのかでございますが、平成29年2月に印旛郡市広域市町村圏事務組合の構成団体9団体の首長が連名で千葉県知事に対し、地下水から表流水の転換に当たり、暫定井戸の量的削減も可能とすることと併せ、地下水採取規制に係る千葉県環境保全条例の見直しを要望したものでございます。この地下水採取規制に係る千葉県の見解は、北総地域を含む千葉県の地盤沈下は依然として継続しており、今後も沈下の状況を監視し、その防止に取り組む考えであり、地下水の採取規制は継続するとのことでございます。  次に、2点目、井戸を最大限使用し、不足分を表流水で賄う考えでございますが、これまで本市における水運用に関しましては、地下水をできる限り最大限使用し、表流水は必要とする一定量を受水することにより、年間給水量に対応する水量を確保してまいりました。今後は、暫定井戸の削減に伴い受水量が増加することになりますが、地下水を最大限有効に使用できるよう、引き続き井戸の適正な維持管理を行い、安定した水運用に努めてまいります。  次に、3点目、料金値上げを抑えるため、どのような努力を行っているかでございますが、令和3年3月に策定した経営戦略において、新規事業や受水費の増加などの要因により、現行の料金体系では健全な経営を維持することが困難であり、料金水準の見直しの検討が必要との見解を示させていただきました。料金改定に至るまでには、事業者として様々な経営努力を進めることが必要であることは十分に認識しております。これまで水道事業では、浄水場の運転管理や漏水対応業務など、民間活用による業務委託を実施し、また部制となった平成29年度からは、水道事業職員数の見直しや上下水道一体による事務の効率化と経費削減に取り組んでまいりました。今後も、職員一人一人がより高い経営意識を持って事業運営に取り組み、経営の効率化に努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、2項目、災害対策問題について順次お答えいたします。  初めに、1点目の避難行動について、昨年と比べて変わった点はあるかについてお答えします。避難行動に関しては、災害対策基本法が改正され、従来の避難勧告と避難指示が避難指示に一本化されました。具体的には、警戒されるレベルに応じて、警戒レベル5では緊急安全確保、警戒レベル4では避難指示、警戒レベル3では高齢者等避難となります。  次に、2点目の集中豪雨で多くの地域で被害が出ているが、市内の危険箇所の点検や周辺住民への注意喚起はできているかについてお答えします。土砂災害や浸水等の危険箇所については、県や庁内関係部署と連携を図りつつ随時点検を行っております。また、住民への注意喚起として、洪水浸水想定区域や指定済みの土砂災害警戒区域等の情報については、防災ハザードマップの配布やホームページへの掲載により広く告知しているところでございます。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第3項目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の、温室効果ガスの削減について、市としての取組は何をするのかでございますが、ゼロカーボンシティ宣言を行った市といたしまして、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量の削減、再生可能エネルギーの導入促進など、ゼロカーボン社会の実現に向けて取り組む必要があり、現在宅配事業者の再配達をなくし、二酸化炭素の排出を減らすことができる宅配ボックス購入支援事業や省エネルギー設備の使用により、環境負荷の低減を図ることができる住宅用省エネルギー設備等導入促進事業のほか、7月からは地方創生臨時交付金を活用した新たな独自支援事業として、災害等に在宅避難が可能となる電気自動車等から、一般住宅に電気を供給するための設備を設置した方に対し、補助金を交付するゼロカーボン推進事業に取り組んでおります。さらに、市を一事業者として捉え、地球温暖化防止実行計画(事務事業編)を策定し、市の施設から排出される二酸化炭素等の排出抑制に取り組んでおります。なお、2024年度に改定予定の第3次環境基本計画では、2050年における二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするための施策や、環境を取り巻く課題等に対処するための目標を設定し、その目標の達成に向け、本市の実情に沿った形で、行政、市民、事業者の3者が連携して取り組むことができる施策を盛り込んでまいりたいと考えております。  次に、2点目の市内の吉岡、栗山における汚染残土問題でございますが、栗山地先で行われた埋立ての特定事業者として、土壌等の水素イオン濃度超過への対処などを含む改善計画の履行につき、行政指導を受けている建設機構が次期ごみ処理施設用地におけるくぼ地解消工事の施工に関与していたことは、市として大変遺憾であり、吉岡においても土壌汚染等の問題が発生したことの原因につきましては、裁判にて明らかにされるものと考えております。また、隣接する民有地での太陽光発電事業に伴う事業者による搬入路整備において、大谷総合都市計画事務所が設計監理以外の部分でどこまで関わっていたかについては、確認を進めていきたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。    〔総務部長 岩井勝明登壇〕 ◎総務部長(岩井勝明) 私からは、第4項目、オスプレイの飛行ルートについての①、飛行ルートについて、新たな情報を防衛省から聞いていないかについてお答えいたします。  陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備されているオスプレイの飛行ルートにつきましては、これまで、防衛省から本市へ、飛行ルートについての情報はございません。  私からは以上でございます。
    成田芳律議長 再質問はありませんか。  本田良さん。 ◆本田良議員 ご答弁ありがとうございました。順番にしていきます。  水道の水の問題についての②の再質問をいたします。市民の皆さんがおいしいと言っている地下水量のくみ上げが減るということについて、市民への説明が必要と考えますが、どうでしょうか。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  やはりこの問題に関しましては、市民の皆様非常に関心をお持ちの方もございます。我々もいろいろな先の見通しがはっきりした段階でいろいろな方法を通じて、皆様にお知らせしたいとは考えてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 水道事業の経営戦略が作成されたこと分かっております。これからの水道事業について予測し、安全な水を災害に強く、安定して供給し続けること、先日の戸田議員の質問でも明らかになったこともあります。答弁の中に、業務用としてイオン等をはじめとした、いわゆる計画上の水量で、令和6年度をピークとして上昇していくと予想しておられます、そのイオンの開業が決まっているということでしょうか。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  先ほど、先日の戸田議員のご質問の中でもお答えをさせていただきました。我々は、このようないろんな水需要に関します将来計画、イオン等も含んで成台中の計画がございます。やはりそのような水需要に的確に応えるのが我々の構えということで、計画上にある予定されている水量等については、我々も確保するという考えで計画のほうは策定させていただいております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 3の再質問をいたします。経営戦略を作成したことにより、水道部は経費削減のためにどのようなことをするのかということ、先ほど壇上で答弁されましたけれども、詳しく教えてください。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えをいたします。  先ほどの壇上の中では具体的に民間活用による委託、また上下水道部となって、できる限りの経費削減には努めてきたというところでご答弁させていただきました。今後につきましても、これからさらなる委託方式の考えを進めまして、さらなる経費削減が可能かどうかというような観点、また日頃から事務執行する中で、上下水道部としてあらゆる経費削減の努力は今後も続けてまいりたいということで考えてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 2030年度に受水費が倍額になっているのですけれども、この時点での各浄水場の地下水量と表流水量の内訳分かりますか、急に言っては駄目ですか。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えをいたします。  2030年度、令和12年度になりますが、1日平均の給水量として、我々としましては約2万6,000立方メートルの水量を見込んでおります。このうち地下水が1万2,600立方メートルで、表流水は1万3,400立方メートルというようなことで想定してございます。各浄水場の内訳としましては、あくまで現在の水量の実績の割合から試算したという場合という条件になりますが、第1浄水場は日量8,300立方メートルで、地下水が4,600立方メートル、表流水が3,700立方メートル、第2浄水場は日量7,500立方メートルで、地下水が3,000立方メートル、表流水が4,500立方メートル、第3浄水場は日量1万200立方メートルで、地下水が5,000立方メートル、表流水が5,200立方メートルという試算になります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 このように受水をたくさんすることによって、受水費がかかるのです。だから、水道料金の値上げにつながると考えますが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えをいたします。  これまで受水の増に対応する、当然ながら受水費に跳ね返ります。この件に関しましては、令和5年度、6年度ということで暫定井戸の量的削減を行います。そこで、受水の増、受水費の増ということが考えられますので、その辺はしっかりと数字も含めて、経営に対する影響も含めて、しっかりと考えていきたいと。また、令和12年度には暫定井戸が全量削減という想定でございますので、またそこで受ける受水の量、また受水費この辺の額についてもしっかりと見極めて、経営のほうをしっかりできるように、いろんな面で考えていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 あまり必要もない水量、受水する見込みを考えてやると大変なことになるなって思っております。  意見を言います。隣の佐倉市では八ッ場ダムの水をもう取り入れることから、来年の4月から水道料金の値上げが出されておりまして、反対運動が起きております。気候危機と言われ、気候変動による脅威と被害は日本でも経験したことがない暴風雨、猛暑など極めて深刻です。この背景には、森林破壊をはじめとした環境破壊が大いに関係していることは世界中で周知のことです。水道を使うだけでもCO2が発生します。霞ケ浦導水事業は、1,900億円から2,395億円へと総事業費を増やし、工事期間も2023年完成予定を2030年と延ばし延ばして、水道供給を計画しています。四街道市の住民の財産である自己水源を守り、おいしい水を供給し続けるために、必要な情報発信をお願いいたします。  では、続けて2の1、①の再質問をいたします。豪雨や台風が毎年ごと大きくなっています。コロナ感染拡大の中、市民の避難についての行動規範はありますでしょうか。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  コロナ禍においては、感染拡大等を考慮すれば、指定避難所への避難に限らず、自宅が安全な場合は在宅避難あるいは安全な親戚、知人宅等への避難、一時的な車中避難あるいは自治会館などの区・自治会地域独自で設置した避難所への避難などが想定されます。なお、避難の際には、従来の持ち物に加えて、マスク、消毒液、体温計を持参していいただくことも、市政だよりやホームページなどを広く活用して啓発を行っております。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 ②の再質問をいたします。本市にもたくさんの外国の方々が住んでいます。危険箇所の表示や防災無線など、何か国語かの言葉でできないか、お聞きします。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  外国人を対象とした多言語による災害時の情報提供は、国土交通省観光庁が監修するプッシュ型情報提供アプリ、セーフティチップスが14か国語に対応しており、気象情報に関しては、気象庁がホームページで同じく14か国語による情報提供を行っているという実態がございます。市町村レベルでの対応は非常に難しい分野でございますので、問合せ等がございました場合には、状況に応じて官公庁のアプリや気象庁のホームページを紹介することになるかと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 ただいま言いましたのが、危険箇所、ここが水没地域になり得るというようなこととか何か災害についての危険箇所を表示していらっしゃるところがあると思うのですけれども、そういうものにもちょっと2か国でも3か国でも、言葉を添えるということは考えていらっしゃらないでしょうか。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  今後ハザードマップの修正をするという予定でございますので、その際に考えてみたいとは思いますけれども、現在は考えておりません。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 ぜひちょっと検討してみていただきたいなと思います。  再質問いたします。西中学校と文化センターの地下にある貯留施設はどのような役割を果たしたのでしょうか。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えをいたします。  雨水地下貯留施設ですが、施設の周辺に降った雨水を一時的に貯留して、流出量を調整し放流することや、また下流側の施設の水位が低下したのを確認し放流することにより、周辺の道路冠水や下流排水施設となる河川等への負担を軽減するというような役割がございます。集中豪雨等に対しましては、一定の効果があるものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 つい先日もすごく大雨が降りましたけれども、やっぱり効果はあったというふうな感じを受けられましたでしょうか。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えをいたします。  先日の雨も含めまして、おととしも大きな台風とか大雨ありました。我々のほうの管轄としては、文化センターのほうなのですが、ちょっとそこで申し上げますと、やはり確実に水を貯留して下流域への負担を軽減しています。50センチ、60センチ程度がたまっていました、あの台風のときには。そこでそれ以上、先に水が行かないように確実にキャッチしていますので、かなり効果があるものと考えています。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 ただいまのご答弁聞いて安心いたしました。きっと市民の方も安心なさると思います。  3についての再質問いたします。2050年二酸化炭素排出実質ゼロに向けた取組という表明の概要は、北茨城市と同様とありますが、何か優れているところがあって北茨城市に、そういうふうに、見習っているのでしょうか、ちょっとお願いします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  まず、北茨城市との関係でございますけれども、四街道市の焼却灰を北茨城市に搬入して埋め立てていただいている関係から、全国で北茨城に焼却灰を持ち込んでいる自治体及び団体で構成する廃棄物と環境を考える協議会というのがございまして、そこに当市も加盟しているわけなのですけれども、その協議会では単に焼却灰を埋め立てる関係だけで終わるのではなく、環境問題やごみの減量問題についても積極的に考えていきましょうという趣旨の下に設置されたものでございますので、その総会の中で我々団体としても、協議会としてもゼロカーボンシティ宣言をできるところはしましょうということの議決の中で、四街道市もそれに賛同して、時を同じくして令和2年の7月28日に宣言を行ったというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 この今回の取組、2050年の二酸化炭素排出実質ゼロに向けた取組の施策というのが書かれているのですけれども、3点ぐらいあるのですけれども、これをちょっと読み上げたほうがよろしいでしょうか。二酸化炭素の排出削減につながる新たな取組の情報収集及び導入を検討すると、これちょっとどういう、具体的に何をしようとしているということなのか、ちょっとお聞きします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  協議会も含めて、環境省等に要望書等も提出してございますので、その中でできることをやっていったり、国に対してはCO2の削減についての施策や補助を積極的に進めてもらいたいということを行っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 2050年の二酸化炭素排出ゼロの表明は、自治体は444自治体にもなっているみたいなのです。ただ、もうちょっと具体的な策を表示していただけるとありがたいなと思いました。あとこの中に今回四街道市は新庁舎の実施計画を今やっている最中ですが、その中でCO2削減の計画をちょっと改めてもう一度聞かせてください。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時39分    再開 午後 4時39分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  本田良さん。 ◆本田良議員 では、さっきのことの続きにします。2050年の二酸化炭素排出実質ゼロ表明の中の具体的な取組を聞きたいのですけれども、2024年度改定予定の環境基本計画において、二酸化炭素排出ゼロを目指す取組やクリーンなエネルギーへの転換などの具体的な手段を盛り込む予定って書いてあるのですけれども、ちょっと分かる部分だけ教えてください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  環境基本計画の改定を待たずに先駆けて行っている事業が、先ほど壇上でご答弁申し上げました住宅用省エネルギー、各家庭に太陽光パネルなどを設置していただいたり、蓄電システムを構築していただいたりして、火力発電等によらない電力を生み出すという事業は、継続して発展させていきたいというふうに考えておりますし、また今年度から田中議員のご質問でもございましたけれども、家庭の窓のサッシについても断熱効果の高いものに変えていただいた場合は補助を出すと、交付させていただくというような新しい取組も行っているところです。また、これも壇上でもお答え申し上げましたけれども、CO2を減らす削減として宅配ボックスを各家庭に置いていただいたり、また市で行っているグリーンスローモビリティについても同じような効果が得られると思いますので、そのような施策を具体的に、改定する環境基本計画では盛り込んでいければというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 聞いていますと、行政や市民、事業者が一体となって、二酸化炭素、CO2の排出ゼロにする取組を進めていく先頭に立っていただければありがたいなと思っております。  3、2番目の②の再質問いたします。栗山の汚染の調査や是正措置に総額幾らかかっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  吉岡と栗山で幾らかかっているかというご質問ということで理解させていただきます。吉岡につきましては、次期ごみ処理施設用地の土壌汚染の問題で、これまでかかった調査費用でございますけれども、令和2年度までの決算額で約5,700万円ということでございます。そして、栗山につきましては、栗山の埋立ての土壌汚染問題で、これまでにかかった調査費用等でございますけれども、これも令和2年度までの決算額で約2,000万というところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 これ栗山のことにお聞きします。もう解決はしているのでしょうか。今どの程度の進捗状況なのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  この事業地内で残土条例に基づく水素イオン濃度が高いということで、事業者のほうに示させて、市のほうでもちょっと修正等も加えたのですけれども、改善計画がございまして、それに基づいて行政指導を行っているのですけれども、排水の流末のほうで浄化策、休耕田を使った浄化策を行うということの1件は行っておりますけれども、場内に観測井戸を掘って、場外に汚染が広がっているかどうかの調査と場内を不透水化して、下に雨水等が染み込んで、汚染が下に広がっていかないような措置についてはまだ行っておりませんので、そこを行政指導でやるように、事業者に指導を行っているところでございます。また、それも結構長期にわたっておりますので、最終的な行政指導という段階には来ているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、もう最終段階ということでしょうか。もう13年ということは、もう10年もかかっているということになりますけれども、もう最終段階ですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 行政指導としては結構長期にわたっていますので、そこはどこかでもう一段高い指導を行っていかなければならないということで、そういう意味での今行っている行政指導の段階を次のステップに進みたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 すみません。久保田さんの質問を思い出してしまいます。何か段階の高いとか低いとかというのは、私たちにはよく分からないので、そういう表現はちょっと全く分かりません。だから、どういうところ、その業者に対してどういう指導をしていて、それがどういう回答が返ってきている、業者の返事が返ってきているのかという、ちょっと具体的なことを聞かないと何を聞いたか分からないので、すみません。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほど申しました改善計画について、事業者のほうは費用面で工面がつかないので、もう少し待ってほしいということを、再三にわたって、長期にわたって回答をしている段階なのですけれども、今はいろいろ関連というか、支援していくれる会社があるので、そこから資金を調達してやるとは言っているのですけれども、それもなかなかもう長期にわたって実現しておりませんので、そこまでは行政指導という形で行ってまいりましたけれども、今後は残土条例に従った改善勧告とか改善命令とか、そういうものが必要になってくるだろうというようなことでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、この問題はどういう条件ができれば解決するのですか、何かもう10年もたっているのには、いつまでもというのはちょっと納得いかないですけれども、吉岡もそういうふうになるのかなと思います。ちょっとお願いします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  栗山の場合は、ここの用地自体は民有地でございますので、吉岡とは若干条件が違いますけれども、今事業者のほうと話をしているところでございますけれども、土地所有者というのもいらっしゃいますので、土地所有者からも、埋立てを行った事業者がそういうことで改善計画に応じてもらえないのでということで、改善計画に応じるように土地所有者からもアプローチをかけてほしいという依頼を今行っている段階というところでございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、この業者というのはやっぱり建設機構なのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  栗山につきましては、特定事業の許可を出したのが、建設機構でございますので、建設機構と交渉しております。それは間違いございません。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、意見を言います。先ほどお聞きしました29年の9月に覚書を入手して、建設機構が関わっているというのを知ったというふうなお話でしたよね、間違っていますか、私の解釈。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほどちょっとうまくご説明できなかったかもしれないのですけれども、覚書については、29年の9月にもらっていたようなのですけれども、それから吉岡の用地が、市のほうのこれも行政指導なのですけれども、再三にわたりその汚染の状況を調べるように、調査するように行政指導を行ってまいりましたけれども、それに応じないということで、応じないので、何回か複数回行政指導の文書等で応じるように、配達証明で行ってまいりましたけれども、応じないので、裁判で過剰土砂と汚染の責任を追及するしかないということで、そこで令和元年度に入り各種の資料を見直す中で、29年の資料のほうが覚書という形で判明したというところでございまして、ただこれは先ほど大越議員のご質問でもちょっとお答えができなかったですけれども、入手先についてはこれはちょっとお答えできませんので、それを令和元年の6月議会で訴えの提起でご提案したときには、この存在は取りあえず裁判の今後の証拠になるので、お話ししないような形で、裁判の調査を進める中で建設機構の介入が判明したというような表現で、訴えの提起をご提案させていただいたというところでございます。  以上です。                        ◇ △会議時間の延長 ○成田芳律議長 あらかじめ会議時間の延長をします。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 何だか納得がいかないあれですけれども、では意見を言います。同じ業者が、栗山でも吉岡でも同じようなことをしてきたということに本当に驚きと情けない気持ちでいっぱいになります。栗山の汚染残土問題の後で残土条例ができたと聞いておりますけれども、それもすごくすばらしいものだというふうに聞きました。その辺の自治体ではないようなすばらしいものなのだというふうにお聞きしておりますけれども、それも守らせようという努力も全く見られません。この経過を見ておりますと、業者と市役所との癒着があるのではないかと言わざるを得ません。市長は、百条委員会の証人尋問に出てきていただいて、ぜひ真相を語っていただきたいと思っております。  次の質問にいたします。4番の1の再質問いたします。7月13日の防衛省からの木更津市長などに対して、今後の運用についてという文書が出ました。今後順次ほかの陸海空の飛行場などへ飛行を行うという、木更津周辺から飛行範囲を拡大することが明記されていることを御存じでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  本年8月に千葉県主催で開催をされました。陸上自衛隊オスプレイの今後の運用に係る市町村説明会、こういったものがございまして、そこに参加をさせていただいたわけでございますが、その際千葉県より、陸上自衛隊V―22オスプレイの今後の運用についてという防衛省で作成された資料に基づいた説明を受けておりまして、今後順次ほかの陸海空の飛行場などへ飛行を行うというような内容が資料に明記されているということは存じております。  以上です。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 オスプレイの飛行の基本ルートはあるが、あくまで基本ルートであり、それ以外は飛行しないとは言えないというふうに防衛省は言っております。本当に飛ばないと言い切れるのでしょうか。では、飛ばないと思っていらっしゃるのかどうかをお聞きします。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  先ほどもご答弁いたしましたけれども、防衛省より本市のほうへ、オスプレイの基本ルートについての情報提供がございませんので、そのことについてのお答えはできかねるというところでございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、基本ルートを調べたので言います。基本ルートは、木更津から洋上を通って館山基地へ、それから洋上から房総半島を迂回して太平洋側から百里基地へ、東富士へは三浦半島を迂回して酒匂川を北上し、東名から演習場に入るなどがあくまで基本ルートです。なので、四街道の上空を飛ばないとは言えないと思います。これはなぜかといいますと、防衛省へ日本共産党が聞き取った中には、オスプレイは上空から識別が容易である幹線道路、鉄道、河川、海岸線などに沿って飛行することを基本としているが、気象条件により最終的な飛行ルートはパイロットの判断になるため、自衛隊航空機、輸送機が上空を通過しているところは、今後オスプレイが飛行するということですというふうに防衛省が話しております。質問しなければいけないですね、質問します。四街道市の上空を自衛隊の航空機、輸送機が通過しているのは御存じでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  本市の上空を自衛隊機が飛行しているということは承知をしているところでございます。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 こちらで調べたところでは、下総海上自衛隊の柏市の海軍基地ですが、木更津陸上自衛隊と両方を飛び交っているというのですか、四街道市上空を飛んで行き交っていることが分かりました。ここ四街道市の上空をオスプレイが飛ばないとは言えないですから、やっぱりそういうことを認識していただきたいと思います。見解を聞きたかったのですけれども、駄目ですか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
    ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  オスプレイの飛行ルートについて、これまで防衛省をはじめ千葉県からの説明など、様々な情報を踏まえましても、四街道市上空を飛行するとの情報を確認できては現在おりません。したがいまして、当市上空を飛行する仮定のようなご質問でございますけれども、そのことへの見解ということで申し上げることはできかねるところでございます。しかしながら、引き続き防衛省の動向、こういったものを注視するとともに千葉県との情報共有に努めてまいりたいと考えております。  以上です。                        ◇ △発言の訂正 ○成田芳律議長 上下水道部長より答弁の訂正の申出がありますので、これを許可します。  上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) それでは、訂正をさせていただきます。  先ほど文化センター地下貯留施設のご質問の中で、2年前の台風や大雨のときの状況ということで、水位がおおむね50センチ程度というような形で申し上げましたけれども、台風のときは50センチ程度だったのですが、10月25日の大雨のときの状況ですが、翌日施設の確認を行いましたところ、水深2.7メートルということで、施設いっぱいまでちょっと水位が上がったということで、回答をちょっと追加というか訂正させていただきたいと思います。申し訳ございませんでした。 ○成田芳律議長 本田良さん。 ◆本田良議員 すごく役に立っているというのが実感として分かりました。ありがとうございました。  では、意見を述べます。墜落や故障による緊急着陸のリスクに加え、独特の重低音による騒音や低周波による健康被害も懸念されます。開発段階から重大な事故を繰り返しているオスプレイは、構造的欠陥機と言われています。日本共産党は、日本の空に危険なオスプレイは要らないと運動を広げています。8月13日の新聞報道では、オスプレイ整備企業にスバルと日本飛行機を選定し、契約期間は2030年末まで、米軍提案要求書では2023年以降、米海兵隊のオスプレイに加えて米海軍のオスプレイの整備も想定している。整備対象は51機としています。1機1年4か月ぐらいかかるそうです。これはもう木更津にオスプレイの危険がずっと続くということです。この記事の内容を木更津市長は聞かされていなかったようで、防衛省に説明を求めるとして、こういう報道が朝日新聞だったと思いますけれども書かれておりました。市長、市長は住民の命を守るという立場で、危ないオスプレイは飛ばさないでほしいと発信をしていただくことを要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○成田芳律議長 以上で本田良さんの質問を終結します。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 5時02分...